My Diary

　洋服のボタンを掛け違えたまま電車を乗り継ぎ、街を歩いて教会に着きました。途端に「ボタンかけ違っているよ」と言われ、ここまで全く気がつかなかったことにビックリしました。

　そういえば、自分では神様に真剣に願っているつもりでも、かけ違ったまま気が付かずにいることを思い出しました。

　母が怪我をして急に混乱して、訳が分からなくなったことがありました。
「なんとか助けて欲しい」と願っても願っても叶わず、どうしていいのかわからなくなりました。。
　教会でもこちらの状況の改善をただ一方的に繰り返し願っておりました。
　日頃の不信心を棚に上げて「信心って何なのですか」と先生に訴えた時、先生から「神様の願いをわからせてもらいましょう」と言われて、願いのボタンのかけ方が違っていたのかと反省しました。

　神様が「助かってくれよ」と願ってくださっているのなら、私も神様の願いに叶いますよう、と願い方を変えることにしました。
　ボタンの掛け直しが出来たら、おかげへの道が開けたように、母の気持ちに寄り添う介護ができるようになり、母とも次第にコミュニケーションが取れるようになり、リハビリにも取り組んでくれ、結果認知症も改善しました。

　ボタンのかけ違いは、自分でも気がつきにくいですし、周りの人は気がついても声をかけてはくれないことも多いですね。
　教会で神様や先生との対話で気がつき、早く掛けなおしができます。そのためにも、普段から神様・先生と仲良くしていることが大切なのだと思った次第です。