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2022.02.12 14:20

何でも願え

 金光教の教祖は「人間は神の氏子。身の上に痛しかゆしがあっては家業ができがたし。身の上安全、家業出精、五穀成就、牛馬に至るまで、氏子身の上のこと、何なりと実意を持って願え」と教えています。

 天地の神様は私たちの親ですから、実際の親子関係のように子供が苦しむときは親も苦しい、というのです。
 どんな痛みでも「お母さーん」と飛んでいけば、親は「痛いの痛いの飛んでいけ!」と言ってくれるので、子供は笑顔になってまた走り出せます。
 同じように、私たちが神に願うとき、大きい願いだからとか、小さいから遠慮してとかではなく、どんなことも「神様!」と願えば神様は飛んできて「痛いか、よしよし」とさすってくれるのです。
 その時、願っても無理だろうとか、こんなことを願うのは恥ずかしい、とか人間の側で引いたり、迷っていては神様も手を引いてしまいます。
「どうぞ、神様助けてください」と心を込めて願っていけば、神様はそばに寄り添ってくださいます。
 更に、植物や動物は直接神様に頼めませんし、同じような痛みや病気の人で頼み方を知らない人もいます。それらすべての助かりを願うことになれば、神様も喜んでくださり、助け甲斐があるというものです。

 とはいえ、いきなり広げて願うのも難しいですから、先ずは自分や家族のこと、ペットや家畜のこと、仕事や仲間のこと、…etc.
身近なところから願う稽古をしたいものですね。