My Diary

　夫が2月24日に他界致しました。私にとりましても本当に突然ことでしたが、コロナ感染対策で普通なら面会も出来ない中、緩和ケアという病院のご配慮もあり、神様と皆様に寄り添っていただき、3日間でしたが安心の中で夫を看取り、またその後も過ごさせていただいておりますこと、ありがとうございます。
　あれこれもっと出来ることがあっただろうに、と情けなく思ったりもしましたが、3日間とはいえ談笑できたことも有難いことでした。
「まだまだ元気じゃない。もう少し一緒に生きようよ」と声をかけましたら、「あんたは一人ではないのだから大丈夫」「もう俺のことはいいから、あなたはあなたの人生を生きなさい」「そんなこと言わないで。また明日も来るからね」と笑顔でハイタッチして別れたのが最後の会話になりました。
　翌日未明に呼び出されて飛んで行ったときはもう話もできませんでしたが、「一緒に生きてくれてありがとうね」「いい人生だった？」「神様のもとにいったら助けてね」という言葉にいちいちうなずいてくれました。
　おかげの中、様々なお繰り合わせを頂いての最期の別れの時を思うと、ずっと神様と共に見守ってくれているだろうな、と思い直すことができて心が助かりました。
　更に皆さまからいただいた暖かいお言葉やお心遣いに、悲しみに寄り添ってもらえるありがたさを心から感謝しております。夫の写真も「ほら、一人じゃないだろう」と、ほほ笑んでいるようです。改めまして御礼を申し上げます。