My Diary

　人はそれぞれに役割をもらってこの世に生まれて来たので、みな同じではないのだからいいと、教祖さまは五本の指の例えで「みな違うから、物がつかめるのだ」と教えてくださいました。親指は太く短いけれど、親指は親指の仕事をするのに丁度いいように進化しての形です。中指のように長くなりたいと羨んで長くなったとしたら、それはそれで不便ですね。太いことや短いことは決してマイナスではないのです。
　指のことだけではなく、他のことも同じです。その役割に一番あったものを神様から授かって来たのですから、隣の芝生を羨ましがっても仕方がありません。
　世の中のことも、雨が降るから晴れの日の有り難さが増し、また雨の恵みで植物が育ち、大事な水も使えるのです。痛みがあるから、体を壊すまで使わずに済むのです。人から嫌なことをされたら、自分はそうしまいと優しい気持ちで人に接することができると受け取ればいいのです。失敗から学ぶことができる人が成功につながるのです。
　マイナスにとらわれて、不平不足を言うのではなく、良いところも、マイナスに思えることも、皆神様からの賜り物。良いところは勿論、マイナスと思うところところも、どちらもあるのが有難いのです。そのまま受け入れ、感謝して使わせてもらいたいものです。